①牛乳のビタミンと美肌 ビタミンB2、ビタミンAで美しくなろう

●毎日牛乳で美しくなろう

 ①牛乳のビタミンと美肌 ②牛乳とホルモンと美肌

牛乳のビタミンB2で新しい肌を手に入れよう

ビタミンB2は肌の細胞の新陳代謝を促進し、新しい肌に生まれ変わることに関与しているよ

ビタミンB群の中でも牛乳に多く含まれるビタミンB2は脂肪・糖質・タンパク質の代謝を助けるビタミンです。また、細胞の新陳代謝を促進したり、健康な皮膚や髪・爪をつくるなど、発育や美容に関わっているビタミンです。

そのため「発育のビタミン」と呼ばれたり、代謝Upによるダイエット効果や肌の細胞の新陳代謝Upを期待して美容を目的としたサプリメント等にも活用されています。


肌に対しては「ターンオーバー」を規則正しくおこなうように働いているビタミンの一つになります。

新しい皮膚が規則正しく生まれ変わることによって、肌の保湿や張りが保たれていくんだね

肌の「ターンオーバー」について少し説明します。私たちの皮膚は、一定のサイクルで新しく生まれ変わっています。皮膚の細胞は皮膚の奥側(基底層)で新たに生まれ、新しい細胞が生まれるたびに古い細胞は徐々に表面側へと押し出されていきます。最終的には皮膚の表面へ押し出されて垢となって剥がれ落ちます。

このように皮膚が生まれ変わるしくみを「ターンオーバー」とよびますが、細胞の新陳代謝が乱れるとターンオーバーの周期の遅れなどが起こり、通常よりも古い細胞がなかなかはがれずに 皮膚の表面(角質層)に残ってしまいます。古い細胞は保湿機能などが低下しているので、かさついたり、肌の張りに影響が出てしまいます。

ビタミンB2はターンオーバーが規則正しくおこなわれるように働いていますので、正常な機能を保った皮膚細胞が角質層にあらわれるようになり、保湿機能を保つことに役立ちます。このような理由でビタミンB2は美肌効果としてサプリメント等で活用されてます。

ビタミンB2の摂取基準量と牛乳の豊富な含有量

牛乳には肌の新陳代謝に関与しているビタミンB2も豊富に含まれているよ

1日のビタミンB2摂取基準量は18歳以上の女性では1.2mg*とされています。これに対して牛乳コップ1杯(200g)には0.3mg**含まれています。成人女性においては牛乳1杯で摂取基準量/日 の25%に相当する量が摂取できます。牛乳にはビタミンB2豊富も豊富に含まれています。

牛乳一杯には、18歳以上の女性の1日摂取基準量の1/4相当のビタミンB2

が含まれているんだね

【カルシウムの1日の摂取基準量と牛乳1杯(200g)に含まれる割合】

年齢 男性の基準量牛乳200gに
含まれる割合
女性の基準量牛乳200gに
含まれる割合
0~5カ月0.3mg/日(目安)100%0.3mg/日(目安)100%
6~11カ月0.4mg/日(目安)75%0.4mg/日(目安)75%
1~2歳0.6mg/日50%0.5mg/日60%
3~5歳0.8mg/日38%0.8mg/日38%
6~7歳0.9mg/日33%0.9mg/日33%
8~9歳1.1mg/日27%1mg/日30%
10~11歳1.4mg/日21%1.3mg/日23%
12~14歳1.6mg/日19%1.4mg/日21%
15~17歳1.7mg/日18%1.4mg/日21%
18~29歳1.6mg/日19%1.2mg/日25%
30~49歳1.6mg/日19%1.2mg/日25%
50~64歳1.5mg/日20%1.2mg/日25%
65~74歳1.5mg/日20%1.2mg/日25%

*日本人の食事摂取基準(2020年版) **日本食品標準成分表2015年版(七訂)

牛乳のビタミンAでコラーゲンの産生Up

ビタミンAはコラーゲンの産生を促進し、皮膚の保湿維持に関与しているよ

ビタミンAは、視覚、聴覚、生殖等の機能維持、成長促進、皮膚や粘膜などの上皮組織の正常に保持すること等に関与しているといわれています 。皮膚や粘膜の上皮組織を正常に保持することで、目の角膜や粘膜、口、鼻、のど、胃腸、肺、気管支、膀胱、子宮などを覆う粘膜が健康に保たれ、この粘膜は病原菌などが体内に入ることを防ぐように働いています。

皮膚においてビタミンAは、皮膚の層の深い部分(真皮内)で線維芽細胞に働きかけコラーゲン産生を促進し、粘膜を保持するように働いています。そのためビタミンAが不足すると、皮膚のコラーゲン産生の促進する力が鈍くなり、コラーゲンの産生量が減るので、乾燥しがちにな肌になる一つの要因となります。

ビタミンAの摂取基準量と牛乳の豊富な含有量

牛乳には皮膚の保湿維持に関与しているビタミンAも豊富に含まれているよ

1日のビタミンAの摂取基準量は15~29歳の女性で650µg (レチノール活性当量)*とされています。これに対して牛乳コップ1杯(200g)には76µg(レチノール活性当量)*含まれています。15~29歳女性においては牛乳1杯で摂取基準量/日 の約12%に相当する量が摂取できます。牛乳はビタミンAも比較的多く含まれるといわれています。

*日本人の食事摂取基準(2020年版) **日本食品標準成分表2015年版(七訂)

【カルシウムの1日の摂取基準量と牛乳1杯(200g)に含まれる割合】

年齢 男性の基準量牛乳200gに
含まれる割合
女性の基準量牛乳200gに
含まれる割合
0~5カ月300μgRAE/日(目安)25%300μgRAE/日(目安)25%
6~11カ月400μgRAE/日(目安)19%400μgRAE/日(目安)19%
1~2歳400μgRAE/日19%350μgRAE/日22%
3~5歳450μgRAE/日17%500μgRAE/日15%
6~7歳400μgRAE/日19%400μgRAE/日19%
8~9歳500μgRAE/日15%500μgRAE/日15%
10~11歳600μgRAE/日13%600μgRAE/日13%
12~14歳800μgRAE/日10%700μgRAE/日11%
15~17歳900μgRAE/日8%650μgRAE/日12%
18~29歳850μgRAE/日9%650μgRAE/日12%
30~49歳900μgRAE/日8%700μgRAE/日11%
50~64歳900μgRAE/日8%700μgRAE/日11%
65~74歳850μgRAE/日9%700μgRAE/日11%

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