牛乳は体に良いの?

乳牛が日本に渡来した江戸時代には、牛乳は薬用として用いられていたそうだよ
昔から健康に良いものとして使われていたみたいだね
牛乳は栄養があるということで、学校の給食でも毎日のように出てきたり、冷蔵庫にも入っている家庭も多く、飲む機会は多いですよね。カルシウムが豊富だったり、栄養も豊富だから飲んでおけばなんとなく体に良さそうと感じている人も多いと思います。
もともと牛乳は健康向けに日本に渡来してきたそうです。乳専用の牛が日本に渡来したのは江戸時代中期・八代将軍徳川吉宗の時代。当時牛乳は薬用とし用いられていたそうです。
将軍家や大名が牛乳を煮詰めて固めたようなものを作らせ食していたといわれており、この固めてものを白牛酪と呼んでいました。特に十一代将軍徳川家斉は白牛酪を大変好み、白牛酪の効能・効果について「白牛酪考」という本に書かせたともいわれています。昔から健康に良いものとして扱われていたようです。
牛乳は体にとって具体的にどんな良い事があるの?

牛乳に含まれる栄養には、骨を強くしたり、免疫力を高めたり、睡眠の質を高めたり、認知症を予防する等の効果があるんだよ
江戸時代から医療は急速に進歩していますので、現代において薬の役割を果たすまでには至りませんが、毎日飲むことで体に良い影響を与えてくれるのは間違いありません。例えば
牛乳に含まれるカルシウムは骨を丈夫にすることに関与
牛乳に含まれるビタミンAは免疫に関与
牛乳に含まれるトリプトファンというアミノ酸は幸せホルモンの原料となっている
牛乳・ 乳製品の摂取はアルツハイマー病の有意な防御因子であることが認められている
等がわかっています。

そこで牛乳のカルシウムのビタミンが健康に与える影響や、健康に関連するホルモンに対する影響について紹介します。