【牛乳のビタミンA】コップで摂取基準量/日 の約12%

食品に含まれているビタミンAの量は、「レチノール活性当量」として示されレチノールを基準にして算出されています。牛乳のビタミンAには基準となっているレチノールが多く含まれいます。ビタミンAには薄暗い場所でも目が慣れるようにするなど視力を正常に保つ働きがあります。また、皮膚や上皮組織(口、鼻、喉、肺、胃、腸)の粘膜を正常に保つ働きがあり、病原菌などが体内に入るのを防ぐ働きがあることや、乾燥肌の人にも良いことが知られています。

1日のビタミンAの摂取基準量は15~29歳の女性で650µg (レチノール活性当量)*とされています。これに対して牛乳コップ1杯(200g)には76µg(レチノール活性当量)*含まれています。牛乳はビタミンAも比較的多く含まれるといわれています。

牛乳コップ1杯:0.6µg(15~29歳女性の摂取基準量/日 の約12% )

*日本人の食事摂取基準(2020年版) **日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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