【牛乳のアミノ酸 アルギニン】成長ホルモンの分泌に関与

身長を伸ばすうえで最も重要なホルモンは、 成長期にタンパク質やカルシウムを材料として体を大きくするように働きかけている成長ホルモンです。この成長ホルモンの分泌に関与している物質の一つがアルギニンというアミノ酸です。アルギニンは脳にある下垂体を刺激することで、成長ホルモンの分泌を促進させる作用があります。アルギニンは体内でも作り出すことができる非必須アミノ酸ですが、体内で作り出せる量は少なく食事から摂取する必要があります。成長ホルモンを分泌を考えると、タンパク質の中でもアルギニンを含むタンパク質を摂取することが大切になります。

アルギニンはタンパク質が豊富な鶏肉や豚肉等の肉類に多く含まれますが、海老やピーナッツ、ごま、アーモンドにも多く含まれます。これらの食品に比べると劣りますが、牛乳にも含まれています。牛乳1杯(200g)あたり220mg*含まれ、牛乳はカルシウムやタンパク質等の栄養面だけでなく、ホルモン面からも身長に良い影響を与えてくれているのです。

[アミノ酸 アルギニン]成長ホルモンの分泌に関与

牛乳コップ1杯:220mg

*日本食品標準成分表2020年版(八訂)

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